検索すれば、ピアノを習わせる目安の時期が出てくると思うのですが、それ以外でも
「これが出来ていて良かった!」
と思ったことをまとめました。
- 平仮名が読める
- 会話が成り立つ(なぜなぜ期以降)
- 箸が使える
娘は始めて4ヶ月で、毎日喜んで練習しながらト音記号のド〜ド、ヘ音記号のド〜ファまで譜読みができるようになり、片手ずつですが、四分音符、四分休符、八分音符、八分休符のリズムを理解しながら、初見でもスラスラ弾けるようになりました。
理由ともに、解説していきます。
1.平仮名が読める
平仮名が読めることで、先生の書いてくれた
ど れ み ふぁ そ ら し ど
と音符の上に書いてくれた平仮名を見ながら弾くことができます。
確かに、平仮名が読めなくても分かるよう、ドは赤、レは黄色など色分けして教えてくれます。
しかし、色と平仮名と合わせて覚えることで、吸収力が倍になります。
保育士時代、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を教える際も、平仮名が読めない子より読めている子の方が明らかに弾けるようになる速さが違いました。
上達が早いことで、自信がつき、娘のモチベーションも高く保つことができています。
そのため毎日練習も自ら楽しく弾いており、私もストレスなく見守ることができます。
更に音符は普通カタカナ表記なので、音符カードなどにもカタカナに平仮名のルビが振ってあります。
なので、娘はピアノに習い出してからカタカタにも興味を持ち、読めるようになりました。
2.会話が成り立つ
会話ができるということは、ピアノの先生の話が聞けるということです。
ピアノを習う時期を調べた時に「じっと座っていられる」「話が聞ける」というものがありましたが、それが出来ないからといってピアノが嫌いかどうかは判断しずらいですよね?
そもそも会話ができないと、音符の読み方やピアノの弾き方を説明されても楽しくないと思います。
大人ですら、どんなに楽しい内容の話だったとしても、英語や中国語で聞いても楽しくないですよね。(バイリンガル、トリリンガル除く)
自分で質問が出来て、言葉で要望が言える。
その関係が、何かを教わる際、互いにストレスがかからず手っ取り早いというのは言うまでもありませんよね。
その上で、じっと話が聞けなかったとしても、その理由を子どもに聞けますし、理解ができた上で「楽しくないのかな?」の判断もしやすいと思います。
3.箸が使える
これはピアノを弾く指先や器用さの目安です。
正しく ではなく使える というところがポイントです。
ピアノの鍵盤は子どもの小さい手にとってはかなり重く大きく、特に小指一本で鍵盤を押すにはなかなかの力がいります。
そして、子どもは繊細な動きを獲得するまでに、体の成長もある程度必要になってきます。
粗大運動と言われる「立つ」「座る」「走る」などの大きな動作ができないと、微細運動と言われる手や指先の「つまむ」「握る」「引っ張る」といった細やかな動きが難しいと言われています。
その中でも、箸はそれぞれの指が役割を果たせていないと持てませんし、食べ物を挟むとなると指先の力も必要になってきます。
娘もまだ綺麗に正しく持てているわけではありませんが、箸で食べ物を挟んで食べることは出来ています。鍵盤を押す力もまだまだか弱いですが、自分なりに指の先まで力を込めて強く弾こうとしています。
ある程度の器用さと指先の力がないと、弾いていても手が痛くなったり集中できなかったりして楽しめないのではないでしょうか。
まとめ
以上、ピアノを習わせる目安を紹介しました。
ピアノを楽しいと思いやすく、家庭で練習したり長く習い続けていくのに負担が少ないと思います。
しかし、あくまでもこれは私と娘のストレスを考えたベストな時期です。
早期教育に力を入れたい方や子どもと毎日じっくり取り組める方、子どもがやる気になるまで長い目で見守れる方は、この限りではありません。
お子さんもじっくり取り組める性格の子や純粋に音楽を聞いて楽しめる子なら、ピアノの上達や始める時期にこだわらず、歌や楽器遊びに重きを置いたピアノ教室を選ばれるのもいいと思います。
習い事を始めるのに決まったルールや適齢期はなく、親と子どもの性格、どういう風に育てていきたいかが大切だと思います。
体験でお子さんの様子を見て、教室や先生との相性をじっくり検討して、それぞれのご家庭に合ったベストな時期を選べるといいですね!
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